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出演者が自分の仕事について語った言葉を、時系列に置き直す

河北彩花 — 自分で全部決めようと思った

2018年にデビューし、一度やめて、2021年に戻った。同じ連載で3回、将来の自分を色で答えている。やわらかいピンク、ラベンダーアイス、紫。

2018年4月にデビューし、一度やめた。2021年6月、約3年ぶりの新作が発表された。

戻った直後の取材で、周囲から心無い言葉を受けた経験を話したあとで、こう言っている。

「私が生きていく人生だから、これからは自分で全部決めようと思ったんです。これからもいろんな言葉を投げかけられるだろうけど、自分が決めて突き進んでいれば、気持ちが折れることはないんじゃないかなと」

この記事は、戻ってからの5年に本人が取材や投稿で語ったことを並べる。

戻った理由

戻った理由は、この記事が使った取材のうち4本で語られている。

2021年、戻った直後の fempass は、やめた理由を聞くところから始まっている。

「当時まわりの人たちには内緒で活動していたんですが、知り合いにばれてしまったんです。最初は『違う』と言い張ったけれど、ごまかしきれませんでしたね(苦笑)。それで、以降の撮影をキャンセルさせていただきました」

やめたあとも、事務所の人とは月に1回ほど食事をしていたという。

「FANZAの年間作品ランキングで一位をとっていたことを教えてもらい…… でも、最初はそれがどんなにすごいことなのか、まったくわかっていませんでした(笑)。だけどファンの方の感想などを目にする機会があって、徐々に、本当にありがたいことなんだなって実感がわいてきたんです。私なんかの作品をこんなに観てくださっていたことにも、これだけ喜んでくださっていたことにも、すごくびっくりしました。『戻ってきてほしい』という声が、シンプルにとってもうれしくて。こんなに求めてくださる方々がいるんだったら、もう一回頑張ってみたいな、と思えたんです」

「それから、スタッフさんの存在も大きかったです。デビューのころは現場の激しさにびっくりしてばかりだったんだけど、それでもスタッフさんが優しく気遣ってくれたから、楽しく働けていました。仕事って一生付き合っていくものだから、自分が本当にやりたいことを探したくて、引退している間はいくつか別の仕事をしていたんです。でも、AVほどやりがいを感じられるものには出会えなくて……」

そのやりがいが何かを聞かれて、こう答えている。

「私自身をフォーカスしてもらって、ひとつの作品を生み出していけることでしょうか。学生時代からずっと『何かを作り出したい』『自分の名前で勝負をしてみたい』という気持ちがあったけれど、私一人で表現できるものは、何もなかったんですよね。でも、AVは頑張れば頑張るほどいいものが作れそうだと感じたし、ここで自分を試してみたいと思いました」

2023年の fempass では、ファッション誌に挑戦したい理由を話すなかで、こう言っている。

「私が復帰した理由は、業界のイメージを少しでもよくしたいという思いがあったからなんです。女の子がAV作品をあまり観ない現状は少しずつ変わりつつあるとは思うんですけど、よりもっと、この仕事が世間から認めてもらえるようになりたい」

2024年3月のモデルプレスでは、夢を叶える秘訣を聞かれた流れで、「復帰するタイミングはすごく覚悟をしました」と話している。聞き手に「時にはリスクを負うことも大切ですね」と言われて、こう続けている。

「そうですね。でも新しい環境で、また新しい人たちと出会えるので。今ではたくさんの方が私のファンでいてくださるし、だからこそ1度お休みしたときはもう戻らないとも思っていたけど復帰することに決めました。ずっと実業家になることが夢でしたが、求めてくださる方がいる以上は今の業界でもっと上を目指していきたいと思っています」

2025年のポストセブンでは、引退から復帰までの心境の変化を聞かれている。

「当時、嫌な思いもたくさんしたし、もう二度とやらないって本気で思ってました。でも、学生の頃から実業家になりたいっていう夢があって、自分の手で何かをやっていきたいっていう気持ちがずっとあったんです。一度、引退をした後、自分の人生を見直したんです。そうしたら『本名の自分で夢を叶えるまでは、すごく時間がかかるな』って気づいて。長い目で見た時に、『河北彩伽』としてもう一回戻って、本気でやってみよう。どこまで行けるか挑戦してみようと思いました」

前に出る

聞き手によれば、以前はメディアへの露出がほぼ無かった。戻ってからは取材を受けている。その理由を、以前知り合いに知られたときに受けた言葉と結びつけて話している。

「戻ってきたからには、とことんやろうと思っているんです。以前バレたとき、周りからいろいろと心無い言葉を言われたんですよね。AV業界に向けられている偏見をあらためて感じて、つらい思いもしました。でも、それって私が陰でこそこそしているから、余計にそういう目で見られちゃうんじゃないかなと思って。だったらもっと堂々と、楽しそうにこの仕事をしていたほうが、業界のイメージを変えられる気がしたんです。私のような思いをしている女の子たちも少なからずいるだろうし、これからはあえて、前に出ていけたらと思っています」

続けてみて

2021年、戻って最初の撮影について聞かれている。

「正直、前までは『売れたい』みたいな気持ちはまったくなかったんです。でも今回は、戻るからにはよりよいものを作りたいし、ちゃんと結果を残さなきゃダメだと思って……プレッシャーがめちゃくちゃすごかったですね(笑)。スタッフさんたちは『戻ってきてくれただけでうれしい』『いるだけでいいよ』と優しくしてくださるんですが、私自身が納得できなくて。『あの頃のほうがよかった』なんて言われたらどうしようとか思って、本番はとても緊張しちゃいました」

本番については「心が砕け散りました(笑)」と言い、撮り終えても不安だったと話している。聞き手に、すばらしいシーンが撮れていたと聞いていると言われて、こう答えている。

「私は全然できた気がしなかったんですけど、上がってきた動画を観たプロデューサーさんは、確かに『全然できてるじゃん!何をそんなに悩んでたの?』とおっしゃってました(笑)。もしかしたら、自分でハードルを上げすぎてたのかもしれないですね……。完璧主義だからつい考えすぎちゃうけれど、その性格が裏目に出ないように、もう少し気楽にやっていけたらいいなと思います」

2023年、復帰から2年ほどで何が変わったかを聞かれ、緊張を2つに分けて答えている。

「以前は現場で人と会う緊張感と、作品に臨む緊張感の両方あったんですけど、スタッフさんたちとだんだん打ち解けて仲良くなったので、人と会う緊張感はだいぶなくなりました。けれど続けている分だけ、作品のクオリティーを保たなければならないプレッシャーは増えましたね。それをまわりが和らげてくださっています。私自身はずっと気を張っているけれど、周囲の力添えもあって、当日になってみたら想定よりもいい内容の作品が撮れたみたいなことが多いです」

同じ取材で、作品に臨む緊張は「全然なくならない」と言い、「ただ、ファンのみなさんのおかげで、少しずつ自信はついてきました」とも話している。人気の傾向を知っているぶん、まったく違うシチュエーションの作品を撮るときの不安はまだある、と話したあとで、こう続けている。

「怖さはずっとあります。でも怖さがバネになって、頑張ろうって思えるから、努力できるんです。作品のランキングを見て、みんないいと思ってくれてるんだって感じた時は頑張ってよかったなって思います」

2024年9月の記事では、この1年で心境が変わったかを聞かれている。文中の「8月」は2023年8月にあたる。

「8月に三上悠亜ちゃんが引退した後から、がらっと仕事の内容が変わったんです。悠亜ちゃんから『次の立場を任せたよ』と声をかけてもらったんですけど、本当にそれを形にするかのような仕事をいただけるようになりました」

「海外に行くことも多くて、目まぐるしい日々でしたね。正直いっぱいいっぱいになっていました。でも新しいことにたくさんチャレンジしているので、日々自分の可能性を試しているなと感じています」

同じ取材で、多忙な日々の中でリラックスする時間はあるかと聞かれている。

「実際にずっと仕事ばかりなのですが、仕事が大好きなんです。だからリラックスするプライベートの時間は、今はあまり必要なくて。それと、改名のタイミングで自分自身で動くことが増えたんですよ」

「最近ファンクラブを開設したのですが、私個人が主導で動いていて、今までやってこなかったイベントなどを企画しているんです。撮影のない日はファンクラブのことで動いたりしていて、いつものお仕事とは違ったスタッフさんたちと関わるのもすごく楽しいです」

2025年のポストセブンでは、復帰してから意識が変わったかを聞かれている。

「もう別人じゃないかっていうくらい変わりました! 『崖の上に立ってる感覚』なんです。このお仕事に戻ってきたからには、もう後戻りできない。引退前はSNSも全然やってなくて、淡々と作品に出演するだけだったんです。でも今は、作品をちゃんとお客さんに届けるっていう気持ちで一個一個大切に撮ってるし、SNSも頑張ってやるようになりました。全然違いますね」

色の質問

fempass の COVER MODEL 連載(Vol.8、34、46)では、3回ともほぼ同じ質問をされている。自分の将来を思い浮かべたとき、何色か。

2021年。

「やわらかいピンクですかね。どんな状況でも、雰囲気や心の持ちようがやわらかい人でありたくて。年齢を重ねていくと、自分の考えが固くなったり、周りの意見を柔軟に受け入れづらくなると感じるんです。でも、どんな声も受け入れつつ、自分の芯を強く持って進める人間でいたいと思います」

2023年。聞き手は2021年の「やわらかいピンク」を引いて尋ねている。本人はまず白と答えた。

「今の気持ちは、白が近いかな?白って何色にでもなれるじゃないですか。復帰してからこの仕事を続けていくうちに、どんどん新しくなっていくことも必要だなと思うようになったんです。ファンのみなさんにずっと好きでいてもらうためには、いつも一緒だとつまらないし。私もアーティストさんを好きだったりするから、ファンの気持ちもわかるんです。私は白黒はっきり決めてしまいがちな性格なんですよね。でも、それって頑固になってしまうというか、いろんな意見や状況を受け入れられないことが起こってしまうんじゃないかなって。そうならないために、これからは新しいことにより挑戦して、それこそ作品も新しく変わっていかないといけないなって思っています。だから、いろんな人や意見、状況だったりを受け入れられるようなカラーもこれからの自分に必要だなと感じるので、白っぽいイメージかな?」

「真っ白なホワイトですかね?」と重ねて問われて、こう言い直している。

「紫か白か迷ったんですよ。自分の大好きな色が紫色なんです。紫と白を合わせたような『ラベンダーアイス』が今の私にぴったりかも。紫色=自分の軸を保ちつつ、白色=人の意見も受け入れられるように、みたいなイメージです」

2024年。聞き手はこのラベンダーアイスを引いて尋ねている。

「今の気持ちは紫色です」

「前回から変わった理由は、この1年間、いろんなことを詰め込み過ぎて、自分の中でしんどかったときもあったんです。その中で、自分というものが確立できなくなったというか、いろんな人の意見が入りすぎちゃって、苦しくて」

「一度苦しい時期を経験したことで、もうちょっと自分を出していいのかなって気持ちになりました。紫は一番好きな色だし、もうちょっと、ラベンダーアイスの紫色を濃くしてもいいのかなって思ったんです。そうすることでよりよく自分のバランスを保ちながら、いいパフォーマンスができるのかなと考えています」

続けて、いちばん大事にしたい自分らしさを聞かれ、デビュー当時の原点をもう一度大切にしたいと答えたあとで、こう話している。

「ただ、全然違うジャンルのお仕事をしたときに、できるだけそのお仕事の色に染まっていこうと意気込んでいたんですけど、それが結構難しくて…(苦笑)。染まってしまうと自分が崩れるなって思いましたし、みなさんも100%染まることは求めていないんじゃないかなってふと気づいたんです」

「だから、ちゃんと自分らしさを持ちながら、いろんなお仕事に臨むのがいいなって。私がデビュー当時に大事に考えていたことは、女優っぽくない印象というか、え?この子が?と思われるような、ギャップのあるかけ離れたような存在でいることなんです。今後は私独自の考え方や意志を、もう少し大事にしていけるといいのかなと思っています」

名義のこと

2024年3月、河北彩伽への改名を発表した。読みは変わらない。その年の fempass で、こう話している。

「ファンの皆さんは元々の字をとても気に入ってくれていたので、名前が変わることで戸惑わせてしまうかなと思っていました。それでも様々な事情が重なる中、踏ん切りをつけなければいけないと、新しいスタートを切り、改名をする事を決心しました」

字の意味も話している。

「『伽』は『人の相手になってなぐさめること』という意味があり、私はデビューをして復活をしてからもずっと、ファンの皆さんの支えや応援の力があってやってこられました。お仕事する中で『もうできないかもしれない』と思うこともあったけれど、もう一度頑張ってみようと何度も立ち上がれたのはファンのみなさんに沢山の勇気を頂いたからです」

「なので、次は私がファンの皆さんを癒したり勇気を与えられる存在になりたいと思いこの名前に決めました。発表をした後も、ファンの皆さんの中で色んな想いがあったと思いますが、『新しいステップで頑張っていこうね』という声を沢山頂けたので結果的によかったなと今は思えています」

2026年2月、事務所を移ってティーパワーズの所属となり、河北彩花に戻すと発表した。

女優以外の仕事

2021年、戻ったばかりの取材で、やってみたいことを聞かれている。

「いずれはファッションや歌の仕事にも興味がありますね。でも一番は、AVを頑張りたい」

2023年の取材では、「6月に2回目の歌唱ライブを行いました」と話している。同じ取材で、服の構想も口にしている。

「それと、アパレルブランドを作りたいなっていう思いがずっとあります。今少しずつ動いているので、女優だけでなく幅広い活動をしていきたいです」

2025年2月12日、「萌名」の名でアーティストとしてデビューした。デビュー曲は「ずっと一緒に」。萌名として活動するにあたって、ファンに届けたいものは変わるかと聞かれて、こう答えている。

「やっぱり最初、『河北彩伽』をみんな見つけてくれて、好きになってくれてるので、『萌名』として違う名前を出すことはすごく悩みました。でも、『河北彩伽』として一番になることが私のゴールじゃなかったんです。このお仕事を始めて、本当に素敵なファンの方たちに出会えました。それは私の宝物です。女優さんがこの業界を卒業してからの道を、少しでも広げられる存在になりたいなっていう思いもあったので。『萌名』としては全く別の人格です。もちろん私は私なんですけど、違うことをしてるところを多くの方々に見てもらえたら嬉しいです。そして新しい私も好きになってもらえたらいいなって思います」

演技の仕事も広げている。2025年5月1日発売の実写アドベンチャーゲームに出演し、発売日に載った取材で、これから先の展望を聞かれている。

「今回のお仕事を機に『私はやっぱり演技が好きなのだな』と感じられたのです。なのでこれから、例えば今のお仕事を卒業したとしても、日々のお仕事としてやっていけるぐらいの演技力をつけたいのです。ありがたいことに演技指導の先生に見てもらうためのお話を持ってきてくださったりしています。やりたいことがすごく色々と出てきたのもあり、今のお仕事以外でもしっかり活動できるぐらいのベースをしっかり作っていきたいです」

記録に残っている仕事

ここから先は、こちらが数えられる側の話になる。

2002019 Q4 総数 1 本(うち出演 3 人以下 0 本)2019 Q42020 Q42021 Q1 総数 1 本(うち出演 3 人以下 0 本)2021 Q2 総数 1 本(うち出演 3 人以下 0 本)2021 Q3 総数 3 本(うち出演 3 人以下 3 本)2021 Q3 総数 3 本(うち出演 3 人以下 3 本)2021 Q4 総数 6 本(うち出演 3 人以下 4 本)2021 Q4 総数 6 本(うち出演 3 人以下 4 本)2021 Q42022 Q1 総数 8 本(うち出演 3 人以下 5 本)2022 Q1 総数 8 本(うち出演 3 人以下 5 本)2022 Q2 総数 11 本(うち出演 3 人以下 5 本)2022 Q2 総数 11 本(うち出演 3 人以下 5 本)2022 Q3 総数 9 本(うち出演 3 人以下 4 本)2022 Q3 総数 9 本(うち出演 3 人以下 4 本)2022 Q4 総数 13 本(うち出演 3 人以下 4 本)2022 Q4 総数 13 本(うち出演 3 人以下 4 本)2022 Q42023 Q1 総数 9 本(うち出演 3 人以下 3 本)2023 Q1 総数 9 本(うち出演 3 人以下 3 本)2023 Q2 総数 10 本(うち出演 3 人以下 6 本)2023 Q2 総数 10 本(うち出演 3 人以下 6 本)2023 Q3 総数 11 本(うち出演 3 人以下 6 本)2023 Q3 総数 11 本(うち出演 3 人以下 6 本)2023 Q4 総数 12 本(うち出演 3 人以下 4 本)2023 Q4 総数 12 本(うち出演 3 人以下 4 本)2023 Q42024 Q1 総数 13 本(うち出演 3 人以下 5 本)2024 Q1 総数 13 本(うち出演 3 人以下 5 本)2024 Q2 総数 11 本(うち出演 3 人以下 3 本)2024 Q2 総数 11 本(うち出演 3 人以下 3 本)2024 Q3 総数 12 本(うち出演 3 人以下 5 本)2024 Q3 総数 12 本(うち出演 3 人以下 5 本)2024 Q4 総数 14 本(うち出演 3 人以下 4 本)2024 Q4 総数 14 本(うち出演 3 人以下 4 本)2024 Q42025 Q1 総数 10 本(うち出演 3 人以下 3 本)2025 Q1 総数 10 本(うち出演 3 人以下 3 本)2025 Q2 総数 14 本(うち出演 3 人以下 3 本)2025 Q2 総数 14 本(うち出演 3 人以下 3 本)2025 Q3 総数 19 本(うち出演 3 人以下 4 本)2025 Q3 総数 19 本(うち出演 3 人以下 4 本)2025 Q4 総数 16 本(うち出演 3 人以下 3 本)2025 Q4 総数 16 本(うち出演 3 人以下 3 本)2025 Q42026 Q1 総数 20 本(うち出演 3 人以下 2 本)2026 Q1 総数 20 本(うち出演 3 人以下 2 本)2026 Q2 総数 15 本(うち出演 3 人以下 2 本)2026 Q2 総数 15 本(うち出演 3 人以下 2 本)2026 Q3 総数 13 本(うち出演 3 人以下 3 本)2026 Q3 総数 13 本(うち出演 3 人以下 3 本)2026 Q4 総数 5 本(うち出演 3 人以下 2 本)2026 Q4 総数 5 本(うち出演 3 人以下 2 本)2026 Q4出演3人以下総数
河北彩花(河北彩伽):作品数の推移(四半期別)

カタログに載っている出演は278本。そのうち配信日が記録されているのは257本で、2019年12月から2026年10月までにわたる。残る21本には日付が無い。

デビュー作には配信日が入っていない。FANZA の商品IDは ssni00190、題は「新人NO.1STYLE 河北彩花AVデビュー」である。これを含む最初の時期の6本は、いずれも日付を持たない。同じ6本には「未公開映像収録のプレミアムエディション」と題した版が別の商品IDで出ていて、これにも日付が無い。

日付を持つ最も古い記録は2019年12月14日で、活動をやめていたあいだに出た ROOKIE のまとめ商品である。カタログ上の出演者は95人。2021年にも1月と6月に同じ種類の商品が出ている。本人が単独で出ていて日付を持つ最初の作品は、2021年7月14日配信の「河北彩花 Re:start!」である。

年ごとの本数は次のとおり。2020年は0本である。

本数 うち出演3人以下
2019 1 0
2021 11 7
2022 41 18
2023 42 19
2024 50 17
2025 59 13
2026 53 9

総数の伸びは、出演3人以下の作品の伸びではない。総数は2021年の11本から2025年の59本に増えた。出演3人以下の作品は、2022年から順に18、19、17、13本である。

総数を押し上げているのは、出演者が4人以上の作品である。配信日のある257本のうち174本がこれにあたる。そのうち170本はまとめ商品(エスワン144本、エスワンのVR 8本、ROOKIE 18本)で、残る4本はエスワンの専属女優が大勢で共演した作品である。

上の図では、濃い棒が出演3人以下、薄い棒が総数にあたる。2026年は10月までの途中の年で、未発売の予約分8本を含む。

エスワン ナンバーワンス…エスワン ナンバーワンス… 2021-07-14〜2026-10-23 248 本248 本ROOKIEROOKIE 2019-12-14〜2026-04-10 18 本18 本AircontrolAircontrol 2022-01-21〜2025-12-19 5 本5 本20192026
河北彩花(河北彩伽):メーカー別の期間と本数(上位 3 社)

278本のうち248本がエスワン ナンバーワンスタイルである。残る30本は、ROOKIE のまとめ商品18本、Aircontrol の単独作5本、カチコチTV の配信番組5本、ほか2本。メーカーの記録がある作品は5社にわたる。

第3章

2026年2月、河北彩花に戻すと発表したとき、本人がインスタグラムに載せた報告である(ORICON NEWS の引用による)。

「このお仕事に戻った当時の私はまさかこんなに長く続けられるとは全く想像もしていませんでした」

「今もこうして続けられているのは紛れもなく、日々変わらずに応援して下さるファンの皆さんのおかげです」

「デビューから8年目を迎えた今、デビュー、そして復活を経てここからは”第3章”の【河北彩花】として新たな一歩を踏み出します」

数字についての断り

出典についての断り

この記事が扱っていないこと

活動をやめた経緯について、本人が語っているのは、知り合いに知られたこと、周囲から心無い言葉を受けたことまでである。この記事もそこまでしか書いていない。

やめた年を、本人は言っていない。2021年の fempass は聞き手の問いで「3年前」とし、同じ記事の前文は「翌年以降は表舞台から姿を消していました」と書く。モデルプレスとポストセブンは2019年に引退したとし、ORICON は「19年に引退が報じられる」と書く。この記事では特定していない。

2024年の改名について、本人は「様々な事情が重なる中」と言うにとどめている。2026年に事務所を移り名義を戻したことについても、理由は語っていない。本人が語っていないので、書かない。

出典には、体型や食事、私生活の話も出てくる。仕事の選び方と続け方に直接関わらないので、採っていない。家族に触れた箇所は、第三者に関わるので採っていない。

デビュー作に配信日が入っていない理由は、こちらには分からない。商品が出し直されたときに元の記録が置き換わったのか、取り込みの側で落ちているのか、判定できない。

出典